お久しぶりです。
このところしばらく、風邪と頭痛で寝込んでいました。
一か月ほど前から風邪気味だったのですが、ここ数年風邪を引いていなかったこともあり、体に負担をかけ続けた結果見事に風邪をこじらせました。いやぁ、油断は怖いですね。
病気になった時の休み方すら忘れてしまっていたので、治るまで中々長引きました。
ですが、その間自分の生活環境を改めて見直したり引き寄せ本を新規開拓したりして、様々なものを得ることができました。とても良い時間を過ごせたと思います。風邪がつらかったことに変わりはありませんがw
そういったこともあり、少しの間レビューの記事が続く予定です。
で、その手始めとしてまずは喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたことという本の紹介を行なっていきますね。
「喜びから人生を生きる!」のあらすじ
この本は、末期癌患者であった著者が、臨死体験を経て奇跡的な回復をした時のことについて書かれた本だ。
著者のアニータは、医者が匙を投げてしまうほどに重度の病状から、臨死体験によって得られた気づきによってわずか数日で癌の完治に至った。
この本は、その臨死体験によって得られた人生の真理や気づきを中心に書かれている。
臨死体験によって知ったこの世の仕組み
読んだ時の感想としては、「今の自分の考えにとても近い」というものだった。
著者のアニータは、臨死体験以前と以後で人生観が一変したと言っていい。
臨死体験以前は、恐れに対処するべく生きていたのだが、臨死体験を経験して以後、人生とは喜びを満たすためにあり、ただありのままの自分でいれば良いという真理に到達した。
臨死体験中、彼女は物理的な制約を全て飛び越えて様々なことを知ることができたと語る。
例えば、絶対に聞こえるはずのない場所に居る医師や家族たちの会話が聞こえたり、ちょうど自分の元へ飛行機で向かってきている兄のことを見ることができたり。
過去、現在、未来というものは同時に流れており、無限の可能性の中から自分が過去も未来も選ぶことができるということも知る。
心情的に、自分の考えにとても近い
私はこれまでこの本を読んだことがなかった。だが、臨死体験以後の著者の心情が、かつて自分が経験した変化とそっくりで驚いた。
医者本人のレポートがあり、そういった意味で信頼性の高い本だ。が、そういった心情の類似点があるので、個人的にはそれだけでも信頼に足る本だと思っている。
筆者は、ありのままの自分を生き、自分が喜ぶことを行ない、そして様々な制限的な思い込みや恐れから自由になることを説いている。
ここで重要なのは、こういったことを手段として行わないということだ。
例えば、食べ物に対して神経質になったり、瞑想などを義務的に行なうようになったりとだ。
こういったことは、恐れや恐怖が根本的な動機となっている。そうではなく、できることならそういったことをそれ自体が喜びと感じるようにしてほしいのだ。
突き詰めて言えば、自分を愛し、人生を楽しめるのならば、そういった手段は全て必要なくなってくる。
以前紹介した自愛のDVDも、非常に近い主張をしている。やはりこれは真理の1つなのだろう。
手段として行わない
何度も言っているようにこれも手段として行わないようにしてほしい。ただ愛する者を愛するように、自分自身を愛する。それだからこそ意味があり、人生に大きな影響を与えるのだ。
今回紹介した喜びから人生を生きる!
人は喜びのために生きれば良い。恐怖心からではなく、自分の欲求に正直に、愛と喜びに従って生きる。
自分や人生について悲観的に考えすぎても、良いことがある訳ではない。かといって無理やりプラス思考にしよう、という訳でもない。
ただ、その時々の自分の欲求に素直に従い、楽しめばいいのだ。今この瞬間を常に喜びで満たし続ける、とも言える。重要なのでもう一度付け加えると、これが義務や教義にならないように、だ。
私もこのブログでよく様々な方法を紹介しているが、「それを手段にすることはなるべく避けるように」ということを書いてきた。単なる手段にならないようにというのは、とても重要なことだ。
最初の内はわからないかもしれないしできないかもしれないが、別にそれでも良い。ただ、心の奥底にはしまっておいて欲しい。
では、今日はこの辺りで。あなたに幸せが訪れますように。
コメント
立花隆さんの『臨死体験(上・下)』という本もおすすめですよ。
引き寄せについて学ぶうちに「トーラス」と言う言葉にたどり着いたのですが、引き寄せとは全く関係ないこの臨死体験の本にもこの言葉が出てきて驚愕しました。
同時に、引き寄せは真理だと確信しました。
本のオススメ、ありがとうございます。
立花隆さんは好きな著者なのですが、不覚にもまだ読んでいませんでしたので読んでみますね。ご紹介くださり、ありがとうございます。
引き寄せ関連のことを知り始めると、色々な偶然が偶然に見えなくなってきますよね。