人生を変えたオススメの瞑想本、ブッダの瞑想法レビュー

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今回は、私がブログでしょっちゅう紹介しているブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践をレビューしていきたいと思う。

苦の原因というのは、自分の心に振り回されていることにある。

自分で自分が何を考えているのか、本当の意味で認識をしていないため、思考の奔流にただ成すことなく流されてしまう。

ヴィパッサナー瞑想は、そうした心に振り回されることをやめ、人生の苦しみを根本から減らしていく方法だ。

ヴィパッサナー瞑想を薦める理由としては、そうした根本からの変化という面が大きい。

そして、ヴィパッサナー瞑想の入門として、この本は本当にオススメできる。読まないのは損だと言い切れるほどだ。

なぜこの本がオススメなのか?

今回はその理由と、この本で述べられている瞑想について書いていくことで紹介としたい。

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なぜブッダの瞑想法はオススメできるのか?

この本には多くの長所があるが、特筆すべき点は内容が具体的で論理的かつ実践的で、その上初心者から上級者まで参考になるという点だ。

瞑想は近頃科学的にも効果が認められ注目されている。が、それでもやはり本当に効果があるのかを疑ってしまう人もいるはずだ。

その点、今回挙げている本であれば、上述の長所からしてその心配はない。

なぜ効果があるのか、どのように行えば良いのかということを、逐一具体的かつ論理的に説明しているので、読めば安心して実践できる(これが意外と重要)

「ヴィパッサナー瞑想は極めて実証的かつ科学的」と書かれているが、読めばまさにその通りだと納得できるはずだ。

この本の著者は、ヴィパッサナー瞑想が日本で知られていなかった90年代に、英語の解説書1つを頼りに単身タイやミャンマー、スリランカまで瞑想修行に行っている。

その経験が、ヴィパッサナー瞑想への深い理解となり文章に表れていることがわかるだろう。

ヴィパッサナー瞑想でどんな効果が得られるか?

著者の挙げるヴィパッサナー瞑想の効果として、能力開発系、経験事象の変化系、心の変化系がある。以下、本の通りに抜粋していく。

能力開発系

  • 頭の回転が速くなる
  • 集中力がつく
  • 記憶力がよくなる
  • 分析力が磨かれる
  • 決断力がつく
  • 創造性が開発される

経験事象の変化系

  • 現象の流れがよくなる
  • トラブルが解消する
  • 人に優しくされる
  • 健康になる

心の変化系

  • 苦を感じなくなる
  • 怒らなくなる
  • 不安がなくなる(根本的に解決する)
  • 執着しなくなる(静かに達観する)

ヴィパッサナー瞑想は意味も効果もある

以上が、著者の挙げるヴィパッサナー瞑想の主な効果だ。この辺りの効果は、私もありがたく経験している。

なぜそうなるのかという点と併せて書かれているので、非常に納得がいきやすい。

ヴィパッサナー瞑想は、自分の瞬間毎の思考や行動に気づくことができる。「今」の行動だけに注目することにより、今を生きることに集中する。

自分が何をしているかに気づくということは、何に集中するかを選べるということにもつながる。

心は放っておくと注意が散漫し、注意しなくても良いものに意識を向ける。

ヴィパッサナー瞑想を行えば、この注目しなくても良いことをそぎ落とし、するべきことへ脳のリソースを振り分けられる。そういったことが能力開発に繋がっているのだろう。

更に、ヴィパッサナー瞑想には根本的な心の反応そのものを変えていく方法でもある。それによって現象や心の反応も良い方向へ変化し、人生から苦が除かれていく。大雑把にまとめれば、心や現象の変化はこうした理由によるものだ。

 ヴィパッサナー瞑想は初心者にもやりやすい

また、ヴィパッサナー瞑想は初心者もやりやすい点も挙げられる。

この本の中には、体の動きを観る瞑想(身随観)が紹介されており、これが初心者にオススメできる。

何故かというと、身随観は体の動きが明瞭でダイナミックな分、自分の動きに気づきやすいからだ。

私はこのブログで「今に在る」ことの大切さを何度も説いてきているが、中々どういった感覚かが解らない人が多い。

しかし、この身随観を行なえば「今に在る」ことが実感できるはずだ。妄想の世界を離れ、ただ現在の事実のみを認識していく。すると、精神の大きな平穏がやってくる。是非とも経験してもらいたい(もっとも、それを逃げ場にしてしまう人も居るのだが)

初心者向けとは書いたが、だからといって効果が小さい訳ではない。

どんなに慣れた人間でも、ふと心に邪念や妄念がやってくる時がある。

そんな時に身随観をすると、たちどころに気が楽になるはずだ。

 心の反応を根本から変えていく効果がある

次に、ヴィパッサナー瞑想の良い点として心の反応を根本から変えていくプログラムが組まれているということが挙げられる。

ヴィパッサナー瞑想は起こった現実に対して無意識的に湧きあがる反応に気づくことができるが、それをそのまま放置していては場当たり的な対処にしかならない。

なので、そういった反応のクセを根本から変えていくようなアプローチも用意されている。

仏陀は、苦を生み出す原因の一つとして、間違った考え方や思考を持っていることに気づいた。

そして、そうした考え方や思考に気づき、更に根本から変えていくというやり方がヴィパッサナー瞑想だ。

この本には慈悲の瞑想というものがあり、1日1度心で唱えるだけでも反応系が変わっていく。徹底して心を整えていくことに主眼が置かれている方法なのだ。

 自己理解をとことん突き詰める心随観

身体の動きを観る身随観に対し、心の動きを観る心随観というものがある。おそらく、多くの人はこちらの方がいわゆる瞑想のイメージに近いだろう。

心の動きと言うのは、気付くだけでもある程度は変化していく。

ヴィパッサナー瞑想はその心の動きへの理解もかなり高まるので、その点でもとても有効だと言える。

その上、心随観が深まると、自分の潜在意識や深層意識に眠っているトラウマやコンプレックスにまで洞察が及んでいく。

潜在意識を変える自愛の記事でも書いたが、自分の人生がなぜか上手くいかなかったり、苦しみに満ちてしまっていたりするのは、こうした根本的なトラウマやコンプレックスにある場合が多い。

自愛や心随観というものは、そうしたものに気づきやすい。心随観が洞察を深め、自愛が抑圧を弱める。そういった関係だ。

心随観のような精神的な観察は説明が難しいものだが、この本の著者はその点見事に書き表している。この辺りが、個人的に他の瞑想本と一線を画すと思っている理由だ。

 人生を変える可能性のある瞑想本

簡単ではあるが、以上でブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践のレビューを終える。同著書によるDVDブックCDブックも出ているようだが、何はともあれまず今回紹介した本から入るのが最善だろう。

この本にはとてもお世話になった。

人生を変える本には時折出会うものだが、この本は私にとってそういった類の本だった。私の体験談を読んだ人ならわかると思うが、実際に変えられた。自分の生活に悩みや苦しみがある方は、実際に試してみて欲しい。

著者が本の中で紹介しているサイトもあるので、買う前に参考にするのも良いだろう。

また、日本ヴィパッサナー協会という非営利組織が、10日間の瞑想合宿を行っている。

ボランティアと寄付で成り立っている非営利団体なので、無料でヴィパッサナーの瞑想合宿が行える。が、逆に言えばお客様扱いは期待できない本格的な合宿ということだ。

私は行ったことがないのだが、時間があり何か自分を変えてみたいと思っている方は、参加してみるのも良いかもしれない。千葉京都で行えるので、気になる方は問い合わせてみてほしい。

では、今日はこの辺りで。あなたに幸せが訪れますように。

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