引き寄せの法則について聞けば、多くの人は「うさんくさいオカルト」というものでしょう。内心多少の期待を持って実践しても、効果が感じられなければ上記の印象をより強める結果になるだけでしょうね。
ただ、実のところ引き寄せの法則だとか願望実現というのは一概にオカルトとも言えない部分もあります。ただ、多くの人は軽く触れただけで終わってしまうので、超常的現象的な印象を抱きがちなんですね。
私は色々やってきて、引き寄せで結果を出していると言っていい立場に居ると思います。その私の結論としては、引き寄せには現実的に納得のできる部分と、極めてオカルトチックな部分があると考えています。
特に、引き寄せの法則を実践していく過程において、極めて現実的なメソッドは数多くあります。今回は、その現実的な部分とオカルト的な部分に関する話を書いていきたいと思います。
現実的な対処法でもある引き寄せのメソッド
引き寄せの法則には実践していく過程において心理療法的なアプローチが数多く存在します。
たとえばセドナメソッドであったり、ヴィパッサナー瞑想
これらの方法に共通するのは、少しでも感情を良い方向に持っていくこと。これにより様々なことで思い煩うことが少なくなり、気軽に行動できるようになる。
実はこれだけでも人によっては充分と言えるくらいの効果があり、いわゆる現実的な人々も納得するような過程を経て願いを達成出来たりします。
「感情が良くなって」「色々行動ができるようになったから」「願いを達成することができた」という受け入れやすい物語が出来上がる。感情を整えるというのは、それだけで効果が高い。その上、再現性も高いので多くの人にも受け入れやすい。
他にも、願いを叶えたければそれが叶った時のことを考え続けろだとか叶うのが当然だと思えといったものがあります。これもまた「そう考えると目標に向かって努力しやすい」といった、極めて現実的な説明が可能と言えます。実際にそのような側面もあるでしょうし、納得もしやすいと思います。
他にもいろいろあると思いますが、とりあえず現実的に解釈可能な引き寄せの方法について語りました。で、次のオカルトチックな部分が本番です。
オカルトとしか言えないような現象
上記の部分までならば「まぁそういうやり方も効果的かも」という程度で済むのですが、不思議なことに実践していくにつれてオカルトとしか言えないような奇妙な現象が頻発するようになるんですね。
シンクロニシティに始まり、運命やなんやといったものを感じてしまうほど強引に願いが叶ってしまったりする。偶然というものは実はないのではないか、と思えてきます。
個人的に引き寄せの法則を一番確信する時というのは、大きな願いが叶った時などではなく、めちゃくちゃな過程で願いが叶った時ですね。出来の悪いご都合主義のような展開で願いが叶うこともあれば、巧緻な構成の物語の伏線回収のように願いが叶う展開もある。
何度か実践して叶えてきた人にはわかると思いますが、法則の確信が深まるにつれこのように結構めちゃくちゃなことが現実で起こりやすくなる。
引き寄せの法則のこのような側面は、明らかにオカルトだと思っています(笑)
正直なところ、話したところで誰も信じないどころか、むしろ信憑性が落ちるくらいに奇妙なことが起こっています。少なくとも、昔の私に今の私が経験してきたことを話したところでてんで信じちゃくれないでしょうね。出来の悪い妄想でももう少し気が利いているでしょうから。
まぁそんなわけで、引き寄せの法則は現実的なアプローチによって、オカルトとしか言えない現実を得られるものだと思います。とはいえもちろん初めからこんなオカルトな現実が展開されまくった訳ではなく、精一杯背伸びしたりジャンプしたりしないと届かなかったものが、いつの間にか普通に取れるようになっていた、というところから始まったわけですが……いつの間にこんな妙な現実が起こるようになったんだろう(笑)
願望実現などが先だってオカルトの印象が強いのですが、その過程で行うことは結構現実的だったりします。願望実現抜きにしても、かなり有用なくらいに。
引き寄せの法則は現実的か、オカルトか、という話になれば、私はこの記事のような意見になります。方法は現実的で、得られる結果はオカルト。つまりは半々ですね。結果や押し出す部分がオカルトなので敬遠されがちですが、実践する分には現実的な範囲で感情のコントロールもできますので、やってみて損はないと思います。
では、今日はこの辺りで。あなたに幸せが訪れますように。